2022年7月

スプーン

  • 2022.07.07

私にはお気に入りのスプーンがあった。旅行先でたまたま見つけた木製のスプーンで、持ち手が絶妙な曲線を描いており、持ちやすくて気に入っていたのである。それが、ここしばらく行方不明だったのだが、今日引き出しの奥にいるのを見つけた。まるで古い友人にでも会ったかのような懐かしい気持ちであった。